2020年9月2日Santoni クラッチバッグイタリア靴の雄、サントーニ。因果なもので、靴より先に鞄に手を出してしまった。随所に施されたレザーが美しい。ハンドフィニッシュの為せる業、ニュアンスのあるグレーだ。 フラップの裏や底面、内側のパイピングといった見えない部分もしっかりと革で仕上げられており、手抜きはない。迷彩の...
2020年7月21日Mauro Governa ハンドバッグ案外、ファッションコンシャスでない富豪というのはこういう鞄を提げているのだろうか。マウロゴヴェルナ、古着屋の棚で不良在庫と化しているのを購い、手入れする。上質の革の魅力を存分に味わった。 見ての通り、擦れは結構あるのだが、矢張りこの自然な柔らかさ、しなやかさには感心する他な...
2020年7月21日aniary トートバッグアニアリというのは、良い鞄を作るものだ。軽やかで、カラフル、かつ鳥渡だけ贅沢なのが現代のムードに適っている。僕の如き古臭い男でもよろめいた。ユーザビリティ高く、案外長きに亘って使えそうなのも好みである。 驚きの柔らかさ、しなやかさ。派手な色味に気が引ける人もいるだろうが、く...
2020年7月15日Paul Smith ブリーフケースナイロンと革の取り合わせは極めて一般的なもので、価格帯もメーカーも様々。 総革よりも軽快だが、一歩間違えばチープになる。まかり間違えば悪目立ちする一方で、何の気なしに選ぶと風景になる。 高級感と、適度に目を引く一捻り。これが難しく、なかなか手を出さずに来たのだが、今回Pau...
2020年7月15日キタムラ ヌメ革ブリーフケースいつか琥珀の様な飴色になったらいいな、と思いつつ古着屋の棚から拾ったのだが、まだ一度も使っていない。クリームの使い方が悪くむらになってしまったのと、把手の傷みが気になり、どうしたものかと考えながら、二年ほどオブジェと化しているのだ。...
2020年7月15日Daniel&Bob Jasmine 25古着屋通いも嘗てほどではないのだが、依然続けている。こういう出物があるから、やめられないのだ。 言わずと知れたDaniel&BobのアイコンバッグJasmine、革もRODIでいかにも、という仕上がり。黒でも冷たくない、イタリアの黒だ。...