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巻頭言 ―虚飾を排して―

何より自分自身に対して偉人に、聖者になることだ。-C.ボードレール


人の身なりやら所持品には、少々興味がある。僕がそれを趣味とするからというだけでなく、多分そこから何かを推し量ることが出来ると考えている節があるのだろう。頭では愚かしい考えだと否定しても。


 ここには、僕が買ったもの、使っているもの、観たもの、読んだものなど記録として残そうと思う。僕の葛藤と選択の遍歴が総覧できると思っていい。

僕は何かを選ぶにあたって、人が持っているからとか、人気があるからとか、その手の軟派な動機は努めて跳ね除けることにしている。

つまり僕の選ぶものには、純な僕の思考、嗜好、志向が如実に表れているのだ。

それが結晶するホームページ、ブログ、その果てに僕のSilhouetteが浮かび上がってきたら面白い。


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